【6/5 朝イチ!】九州から関東はカラッとした陽気が続く

高気圧に覆われて、今日も九州から関東は晴れて、カラッとしたしのぎ易い陽気が続き、北海道も日中は回復し晴れる所が多くなるでしょう。一方、沖縄は梅雨空が続き、新潟県と東北地方は午前中を中心に雨が降り易い見込みです。

予想天気図

各地の天気のポイント

北日本】(東北・北海道)
東北地方は日本海側と北部の太平洋側で雨が降り易いでしょう。特に雨が降り易いのは午前中ですが、午後も所々で雨が残るので、雨が降っていなくても傘を持ってお出かけ下さい。一方、宮城県や福島県(会津を除く)では雲が多いながらも晴れ間の出る所がありそうです。また、北海道では日中は久し振りに回復して、晴れて来る所が多くなる見込みです。

12時の降水予測

日中の気温は昨日より高く、特に北海道では10℃前後も高くなる所もありますが、まだ4月~5月頃の気温の所が多く、特に東北北部と北海道東部で肌寒さが残る見込みです。

東日本】(東海・北陸・関東甲信・伊豆諸島・小笠原諸島)
今日も晴れる所が多いですが、関東北部では昼頃から雲が広がり易くなるでしょう。なお、夕方以降は、関東平野部は南部でもにわか雨の可能性が出て来ますので、お出かけの際は折り畳みの傘を持つと安心です。一方、梅雨前線に近い小笠原諸島は雨が降り続き、父島では2日~4日の3日間で159mmの大雨が降り、昨日は小笠原村に土砂災害警戒情報が一時発表されました。今日も雨が降り続くので、土砂災害に注意して下さい。

12時の雲の予測

大陸育ちの乾いた空気を持った高気圧に覆われ、日中の気温は昨日と同じ位で、東海・関東甲信では今頃の陽気で、25℃を超える「夏日」の所もあり、日差しは強いですが、湿度が低いので、カラッとした陽気でしょう。一方、関東北部と長野県北部、新潟県では4月下旬頃の少し肌寒い位になる見込みです。

西日本】(九州・中国・四国・近畿)
薄雲の広がる所がありますが、今日も日中は晴れる所が多いでしょう。

15時の雲の予測

日中の気温は昨日と同じ位か少し高くなる所が多く、今頃(平年並)か、少し高くなりますが、引き続き湿度が低めで、カラッとした暑さになる所が多い見込みです。ただ、九州では30℃以上の「真夏日」になる所があるので、「暑さと紫外線対策」をしてお出かけ下さい。

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美諸島では、午後になると雲が広がってきますが、まだ天気の崩れはないでしょう。一方、沖縄は梅雨前線の影響で曇りがちで、本島南部では夜は雨か雷雨で、強く降る所があるので注意が必要です。

21時の降水予測

日中の気温は、今頃の蒸し暑さが続きますが、梅雨前線の南側に入る八重山地方では、4日振りに30℃を超える厳しい暑さになる所もある見込みです。

今日のヒトコト
今日は二十四節気の「芒種」(ぼうしゅ)です。あまり聞き慣れない節気ですが、稲や麦などの芒(のぎ)のある作物の種を蒔く頃というところから芒種といわれます。現在は田植の時期は早まっていますが、昔の田植はこの頃でした。梅雨入りが近づき夏の季語です。

田植えの終わった田んぼ



アルスです。今日6月5日頃は、九州北部と四国の梅雨入りの平年日ですが、今日も晴れの天気が続きそうです。ただ、梅雨前線は明日6日から北上し、明日は西日本で下り坂に向かい、7日は九州から東北南部で久し振りに雨が降る見込みです。西日本ではこのタイミングで「梅雨入り」するかも知れませんが、梅雨入りしたとしても、8日(木)から9日(金)は晴れる所が多く、梅雨空が長続きすることはなさそうです。「雨の季節到来 大雨のおそれも」参照。

6日(火)の予想天気図

昨日は、松山からアジサイの開花の便りが届きました。