【3/20 朝イチ!】「彼岸の中日」九州で下り坂の他は、お出かけ日和

今日20日の天気

3時の気象衛星ひまわりの雲画像を見ると、東シナ海から九州にかけ雲が広がって来ています。この他は目立った雲はなく、晴れている所が多くなっています。

3時の気象衛星ひまわりの雲画像

9時の予想天気図では、移動性高気圧が近畿地方を通過し、東シナ海には前線が伸びて来ています。今夜には前線上の九州の西に低気圧が発生する見込みです。

9時の予想天気図

このため、九州(奄美を含む)はあいにく下り坂で、早いところでは昼前後から、午後には雨が降りはじめる所が多いでしょう。傘を持ってお出かけ下さい。中国や四国では次第に曇って来ますが、雨は夕方以降になる見込みです。一方、近畿から東海・北陸・関東甲信は日中いっぱい、北日本は一日、晴れる所が多く、行楽・お出かけ・お墓参り日和が続くでしょう。

15時の降水予測

午後は九州全域で雨

20日の天気予報

今日20日の気温

日中の最高気温は昨日に続いて、全国的に平年(今頃)並か平年より2℃~4℃高い、3月下旬~4月中旬の春本番の頃の暖かい陽気が続き、関東から西では15℃を超えて、日中はコートがいらない位でしょう。

20日の予想気温(最高/最低)

今日20日の波高

4時現在、奄美から種子島・屋久島地方で波浪注意報が発表されています。奄美北部は昼頃まで、十島村と種子島・屋久島地方は、今夜にかけて波やウネリの高い状態が続くので注意して下さい。関東から東北の太平洋側で2m前後のウネリが残る他は、比較的穏やかな海域が多い見込みです。

12時の予想波高分布

種子島・屋久島近海で2.5m以上



トミーです。今日は二十四節気の「春分」です。春の彼岸の中日に当たり、「春分の日」として、自然をたたえ、生き物をいつくしむための国民の祝日になっています。大陽の中心が春分点に達し、昼と夜の長さが同じになる日(実際は13日~16日頃に同じ日になる所が多い)で、6月21日の夏至に向かって昼の時間が長くなって行きます。
お天気に恵まれた3連休も今日までですが、明日は一転、全国的に雨や雪で、太平洋側は次第に荒れ模様になるので注意して下さい。予報士コラム「【今週の天気】春へ前進も 一時的に冬型」参照。