【2/4 朝イチ!】暦通り、春めいた「立春」

昨日3日の天候

昨日は北日本の日本海側では冬型が残り、雪が降って少し荒れ模様でしたが、その他の地方は晴れて、気温も上がり、春先の陽気になった所が多い節分でした。日照時間が5時間以上の地点が、6日振りに500か所を超えて、全国の61%を占めました。最も気温が低かったのは、上川地方下川町の-29℃で、最も気温が高かったのは沖縄県竹富町波照間空港の24.4℃でした。また、日最深積雪は青森市酸ヶ湯の317cmで、この冬一番多い積雪を更新しました。

今日4日の天気

今朝3時の気象衛星の雲画像を見ると、北日本の日本海側の雪雲は大夫減って来ています。一方、東シナ海から南西諸島にかけて雲が広がっていますが、まだ雨雲ではありません。今朝3時に0.5mm以上の降水を観測しているのは全国1292か所の内、7か所だけです。

3時の気象衛星ひまわりの雲画像
2月4日3時気象衛星雲画像

今朝9時の予想天気図では移動性高気圧が九州の南の海上を通過し、日中は南から日本列島を広く覆って来ます。このため、沖縄と九州北部で曇りがちになる他は、日中は穏やかに晴れる所が多い見込みです。

9時の予想天気図
2月4日9時の予想天気図

4日の天気予報
2月4日の天気予報

今日4日の気温

日中の最高気温は、昨日より1℃~3℃高い、2月下旬から3月中旬の頃で、春めいた陽気になる所が多い見込みです。日向では暖かさを感じるでしょう。

4日の予想気温(最高/最低)
2月4日の予想気温

今日4日の波高

4時現在、新潟県と山形県、伊豆諸島南部に波浪注意報が発表されています。伊豆諸島南部では午前中に解除される見込みです。このため、今日は新潟から山形県の沿岸を除き、特に波の高い海域はなく、比較的穏やかでしょう。

12時の予想波高分布
2月4日12時予想波高分布(2メートル以下の海域が多い)

(2017年2月4日 04:00更新)



トミーです。今日は二十四節気の「立春」です。寒が明け、暦の上では5月5日の「立夏」の前日まで春になります。これから3月頃までの寒さを「余寒」(よかん)や「春寒」(はるさむ)などと言います。また、日脚も伸びて、日差しも少しづつ強まり、2月は「光の春」とも言われます。今日は、「光の春」を感じる所が多いでしょう。