最強寒波 センター試験への影響も

真冬でも滅多に来ない最強寒波が週末にかけて日本に流れ込みます。すでに北日本に寒気が流れ込んでおり、山形県の肘折では前24時間降雪量が78cm(11日20時現在)の大雪になっています。

12日(木)は冬型が強まる北陸と北日本の日本海側で大雪、猛ふぶき、高波に警戒が必要。13日(金)はいったん風は弱まる見込みですが、雪は断続的に降り、14日(土)~15日(日)にかけては、ふたたび猛ふぶきに警戒が必要です。

12日18時までの24時間に予想される降雪量(多いところ)
北陸 … 80センチ
北海道、東北、関東甲信 … 50センチ

12日(木)正午の降水予想

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12日(木)正午の風の予想

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北日本と北陸は断続的に雪で風も強まる

14日(土)~15日(日)にかけては、東日本・西日本の太平洋側まで寒気が流れ込み、各地で氷点下の冷え込みになる見込みです。

北~西日本の日本海側、山沿いや内陸部を中心に大雪となり、西日本の太平洋側の平地でも雪の積もるおそれ出てきました。

交通機関が大きく乱れることが予想されますので、今後の気象情報に十分注意してください。

(2017年1月11日21:00更新)


miyahara_winter

みやっちです。北日本や北陸ではホワイトアウトで視界がなくなるおそれがありますので、不要不急の外出はできるだけ控えるようにしてください。

また、週末のセンター試験を受験される方は時間に余裕を持って行動し、心を落ち着かせるようにしましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。