猛烈な暑さおさまらず 真夏日最多

きのう20日も広い範囲で猛烈な暑さとなり、福岡市(38.3℃)や香川県高松市(36.0℃)など12地点で最高気温の観測史上1位を更新。また、30℃以上の真夏日は705地点(うち201地点は35℃以上の猛暑日)にのぼり、今年最多となりました。

太平洋高気圧は7月末までは勢力を維持し、九州〜東北地方の広い範囲で危険な暑さが続く見込みです。不要不急の屋外活動はしばらく控えるようにしましょう。

7/24〜8/2の期間も高温予想 (沖縄は低温)

異常天候早期警戒情報 (出典; 気象庁)

毎日、熱中症に対する注意が呼び掛けられていますが、残念ながら命を落とされる方が相次いでいます。自分は大丈夫とは思わずに、できる限りの熱中症対策を行って下さい。
お子さんや高齢者の方の体調には特に気をつけてあげてください。被災地で復旧作業にあたられる方も大変な重労働で十分注意されているかとは思いますが、こまめに休憩を挟むようにしましょう。

東北北部や天候不順が続いていた北海道もこの先は夏空が広がる日が多く、来週にかけて30℃以上の真夏日になるところもある見込みです。平年よりかなり気温が高くなりますので、北日本でも熱中症に警戒が必要です。

▼各地の予想気温

(みやっち)

ABOUTこの記事をかいた人

そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。