立ち往生時 エコノミークラス症候群にも注意

10日(金)~11日(土)にかけて鳥取県や兵庫県北部、若狭湾周辺を中心に発達した雪雲がかかり続けたため、この地域では短時間のうちに積雪が増えて記録的な大雪となりました。鳥取市では33年ぶりに積雪が90cmを超えました。

また、今回も大雪による交通障害が複数か所で発生しています。車内で一夜を過ごす方は、ゆったりとした姿勢で足を上下に動かしたり、マッサージをするなど「エコノミークラス症候群の予防を心がけましょう。

12日(日)9時の予想天気図

20170212_12日9時予想天気図

北日本で冬型強まる

山陰地方の雪のピークは過ぎましたが、きょう12日も北陸を中心に日本海側は大雪に、北陸・東北ではふぶきや高波にも警戒が必要です。引き続き、車のスタックや立往生による大規模な交通障害、ビニールハウスの倒壊、集落の孤立などに厳重に警戒してください。

【大雪情報】
12日(日)18時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
北陸・関東甲信・近畿・中国(山陰)   60cm
東北 ・東海(岐阜)  50cm

(2017/02/12 00:00更新)


miyahara_winter

みやっちです。普段雪の少ない地域に住んでいる方は雪による災害(雪害)はイメージしにくいものです。今一度、どういった雪害が起こりうるのかを確認してみましょう。

降ってからでは遅い!雪で注意すること・備えること

ABOUTこの記事をかいた人

そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。